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ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコという植物をきいたことはありますか?

花茎の一部がネバネバしていて、虫が良く捕まっている。

これを見たときに、これは食虫植物ではないのかと思った方も居るかもしれません。

しかしムシトリナデシコは虫は捕まえるが、消化したり吸収したりしないのです。

虫はくっついて逃げられなくなって餓死しているだけなのです。

その虫の栄養をムシトリナデシコが吸収していることが証明されない限り、ムシトリナデシコは虫を取る、ただのナデシコなのです。

ブナの根に寄生するヤマウツボにも鱗片状の葉の中に虫の死骸が詰っていたりするが、これも消化吸収しないことから食虫植物とは言えません。

ラン科のパフィオペディラムの袋も食虫植物のウツボカズラを連想させ、またウツボカズラと同じ場所に生息しているため、現地のマレーシア人に、ウツボカズラの自生地を案内させると、パフィオペディラムの自生地だったこともあったが、この植物も勿論食虫植物ではありません。

アナナスやパイナップルの仲間で、その中心に水が溜まっている事はご存知の方が多いでしょうが、そこにも虫が誤って落ちて溺れているのを良く見ることが出来ますが、これも消化しているわけではないので、食虫植物とは言えません。

しかしパイナップル科のある種類だけにその食虫性が確認されて食虫植物の仲間入りをしています。

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