オーストラリアの動植物
オーストラリアに野生する動植物の70%以上がオーストラリアにしか生息しないものだといわれています。
これもギアナ高地同様、古くから大陸より隔離され、長い歳月をかけて独自の進化を遂げたからでしょう。
有名なコアラ、カンガルーなどの有袋類、一世を風靡したエリマキトカゲなどの珍獣はここオーストラリアしか生息していません。
これは植物においても同様で、地性蘭であるスパイダーオーキッド、ハンマーオーキッド、スティリジウムなど昆虫との関わりに興味深い植物等が多数野生します。
食虫植物においては、球根をつくるモウセンゴケ(球根ドロセラ)、ムカゴを作るモウセンゴケ(ピグミードロセラ)などがここオーストラリア固有種としてかなり多数の種分化が進んでいます。
オーストラリア南部の気候は雨季と乾季がはっきりしており、その乾季に耐えるように進化したのであろう。
あるものは球根を作り、あるものはムカゴを作り、あるものは種子を大量に産して乾季を耐えるのです。
またオーストラリア北部は熱帯地方であるが、ここにも雨季と乾季があり、ここに産するモウセンゴケ類(ペティオラリス類)は太くて長い根を持ち、乾季は身を小さくして、深く長く伸ばした根より水分を吸収する智恵を得たのでしょう。
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